ニュース全ニュース

リアルな恐怖体験ができる映画『ホラーの天使』舞台挨拶に葵わかな、NMB48の矢倉楓子が登場!

2016年10月13日(木) レポート

10月13日(木)、イオンシネマ京都桂川で「TV DIRECTOR’S MOVIE」プログラムより『ホラーの天使』が上映され、舞台挨拶が行われました。
MCを担当するのは、ラフレクランの西村。登壇者は、葵わかな、NMB48の矢倉楓子、長江俊和監督です。

次に、うちわ持参のファンの姿に感激した矢倉は「みなさんのドキドキが増すようにお話しできたらいいなと思います」とコメントしました。

長江監督は「沖縄映画祭で春に上映して、2回目の上映です」と、プレミア度の高さを来場者の皆さんに訴えました。

映画は、現在スタジオとして使用されている廃校を舞台に、撮影に訪れた女優らが怪奇現象を体験する様子をフェイクドキュメンタリーの手法を取って描いたホラー映画。
この作品で初主演を果たした葵わかなは「あまり主演を意識する機会はなかったんですけど、ホラー映画は他のジャンルと違って叫ぶシーンがあって新鮮で。普段の演技では使わないようなところを使う感じが楽しかったですね」と振り返っていました。

「映画の中でもアイドル役だった」矢倉は、自分をよく知っているファンの方が見たら意外性があるのではないかと言い切ります。
「アイドルらしからぬところが多いんですね、私は。NMB48は大阪を拠点にしているので、どうしてもかわいらしさよりもどうお笑いを取るかに重点を置きがち。けれど今回はこの映画で怖がりな、ただただアイドル、アイドルしている私を見てもらえるのかなと思います」と、自身の見どころを猛烈に語りました。
さらに「かわいくいるより、面白くいなきゃ」という使命感が強いという矢倉の言葉に、MCを務める芸人のラフレクラン・西村も背筋がピンとなります。

ホラー映画につきものなのが、現場での怪奇現象。
そんなことがあったのかと聞かれた矢倉は「私自身が普段幽霊っぽいって言われるので、スクリーンに映った時に『ファンの方が幽霊と勘違いしないかな』と考えながら撮影していました。だから、あんまり見えてないです」とお化けの存在よりも自分の心配をしていたと明かし、笑いを誘っていました。

怖さを増幅させているのがフェイクドキュメンタリーのスタイル。
出演者が手にしているカメラの映像が映し出されるので、同じ視点で物語を追うことができます。その効果でより作品世界と観客との距離が近づく仕掛け。
長江監督は「俳優さんの演技とカメラワーク」がこの作品の肝だと断言します。そのため「NGが演技よりもカメラ割りのNGが多かった(矢倉)」のだそう。葵は実際にカメラを手にし「周りにスタッフさんがいなくて、ほんとに怖い場所で共演者と2人で撮影して。そのリアルなドキドキが伝わるんじゃないかな」と真に迫った演技だとアピールしました。

締めに移り葵わかなからは「夜の上映なので観たら怖いけど、楽しいとも思うので。存分に叫んでストレス発散してもらいたい」と観客のみなさんに鑑賞スタイルを提案。
矢倉は「この映画を観て、私のアイドル時代を思い出しながら……」と現役アイドルらしからぬ発言で爆笑を巻き起こしつつ、「すごく観ていると怖いので、自分もその場で襲われている感覚になる」リアルな体感ムービーだと語ります。そして、「画面の中の私たちと一緒に怯えてください」とお願いして会場を後にしました。

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア