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『京都国際映画祭』の京都市役所前広場“きょうのひろば”オープニングイベントで、チュートリアル、ミライスカートがアートバトル!

2016年10月13日(木) レポート

10月13日に開幕した、『京都国際映画祭2016』。京都市役所前“きょうのひろば”では、永井英男さんによるアート作品『B-PROJECT〝へそで投げろ〟』が展示されていますが、そのオープニングイベントが同所で行われ、福本愛菜、おいでやす小田の司会のもと、京都出身のチュートリアル、京都を拠点に活動するアイドルグループ・ミライスカートがゲストとして駆けつけました。

『B-PROJECT〝へそで投げろ〟』は、人と車との共存をテーマに、全長7メートルの巨大レスラー(ジャイアント馬場さん)が実物の車をバックドロップしているオブジェ。
「生きる中で直面する様々な出来事に対し、強靭であろうとする人間の精神力をユーモアを交えて表現している」というものです。
その迫力ある作品を前に、ミライスカートの4人が「すごーい!」と口を揃えれば、チュートリアルの徳井義実も「ポップアートですよね。すごい勢いを感じる作品」と興味を示しました。
一方、相方の福田は「(バックドロップされている)あの車種は…」とメーカー名を読みとるために目を細めていました。

『京都国際映画祭』は、1回目は火を吹く大型作品『ジャイアント・オタマトーン』、2回目は風の力を受けて自走する作品『アニマリス・シアメシス』という巨大なアート作品が、きょうのひろばで展示されてきました。
そこでチュートリアル、ミライスカートが「来年度の“きょうのひろば”にふさわしい新しいアート作品を考えよう」と、展示作のデザイン候補をかけて“絵心バトル”を繰り広げました。

ミライスカートからは、「可愛い担当」の橋本珠菜、そして「(絵の)才能が豊か」と推薦された児島真理奈が参戦。橋本は「このお城みたいなものが京都市役所です。京都国際映画祭はみんながニコニコ、キラキラしているのでその様子を描きました。もちろん舞妓さんもそこにいて、ミライスカートが囲んでいます」と朗らかな内容。
しかし福田からは、「アート作品ちゃうやん、これは風景やん」と辛口評価を受けてしまいました。

児島は、飛行機好きということで「(京都市役所前の)コンクリートを剥いで、滑走路にします。そして、電気で飛行機を飛ばします」と熱弁。
徳井からは「言っていることがヤバい。どこが才能豊かやねん!」とツッコミを入れられましたが、メンバーの相谷麗菜、林奈緒美から「今日はマシな方だよね!」とフォローが入りました。

ただ、福田のデザイン案も「50メートルのヘルメットのオブジェが動く」という奇妙なもの。
客席からも苦笑いを浴びせられてしまいました。一方の徳井は、「京都にまつわるもの、ということで足利尊氏クン」というキャラクターを提案。
京都らしい答えに、会場からも「おお〜」と納得の声があがりましたが、「サイズは4センチくらいです」ということで、福田も思わず「踏みつぶしてまうわ」とずっこけました。

デザイン候補はお客様の拍手の数で決まることに。
もっとも支持を集めたのは、徳井の「足利尊氏クン」でした。徳井案は実際に候補の一つになるそうです。

きょうのひろばでも、映画祭期間中、様々なイベントが行われています。
最後にチュートリアルが、「皆様、楽しんでおくれやす」と京都弁で映画祭の開会を宣言し、オープニングイベントは終了しました。

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