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京都国際映画祭2016特別企画! 大覚寺カフェ「大・哲夫塾」を開催!!

2016年10月14日(金) レポート

チュートリアルの二人が店長とシェフを務めるインターネット上の架空のカフェが「大覚寺カフェ」。
昨年に続き、今年はさらにパワーアップするということで、「写経」「いけばな」のサークルがスタートしています。
10月14日(金)は、その写経サークル「哲夫塾」の特別企画、「大・哲夫塾」が写経の根本道場である大覚寺にて開催されました。

約20名の限定でプラチナチケットになった前回。
第2回目となる今回は、100名といっしょに写経を行います。会場となる160畳以上という講堂には、女性を中心に多くの参加者が集まりました。

まずは今回MCとして参加するコマンダンテが登場。
「こういう場所でやらせてもらうことはなかなかないので、緊張します」と話し、今回は京都国際映画祭の一環として開催されるイベントであること、100名以上が参加していることなどを説明しました。

そして早速、笑い飯の登場です。
「前回は本堂のスペースを陣取ってやらせてもらった」と哲夫。
しかし「静かにしないと、という雰囲気が強すぎて、笑わせられなかった」と少し悔しそう。実は終わってから、住職さんにもうちょっと笑かしてもらっても…と言われたそうで、ここならフランクにできるんじゃないか、と期待しているようです。

西田も写経自体はしたことがあると話しますが「正直言って一人でやってくれんかな」とポロリ。
それを聞いた哲夫も「罰当たりなこというから、一人でやらせてくれって言うた」と応戦。会場は笑いに包まれます。
コマンダンテ・安田は「初めてですが、習字を習っていたので楽しみです」とうれしそう。
石井は仏像がすごく好きとのことで、写経は初めてですが、哲夫さんの話を聞けるだけでもありがたい、とコメントしました。

注意事項が伝えられたあと、参加者から向かって正面右側に笑い飯、左側にコマンダンテが座りました。
そして「写経している途中に“やめ!"の言葉でやめてもらって、そのあと般若心経の意味を解説します、意味がわかって書いてもらうとまた趣きが違ってくると思いますよ」と哲夫。
はじめ!やめ!が合図とのこと。「よろしくお願いします~。はじめ!」の声で、写経がスタートしました。

約5分ほどで哲夫の「やめ!」の声。
ホワイトボードの前に立ち、嵯峨天皇、空海の話から般若心経の解説へと入ります。
元々はインドの言葉、サンスクリット語で書かれていたことや、最初に書かれている「佛説」について、般若波羅蜜多とは何かなどをわかりやすく説明。さらに五蘊(ごうん)は空(くう)であること、その五蘊の色、受、想、行、識について、街角のポスターに止まった虫を例にして、笑いを含めながら、細かに伝えていきます。

「はじめ!」の声で再び写経がスタート。
広い講堂に聞こえるのは、誰かの咳払いと外で鳴く鳥の声だけ。参加者全員が写経に集中しています。西田、コマンダンテの2人も真剣に筆を進めている様子。
と、ここで「やめ!」の声。
集中しているところ申し訳ないと言いつつ、哲夫の解説はなぜかラーメンのスープの話。そこから再び般若心経の解説へ入ります。こってりやあっさりといったスープの味、今回参加している相方・西田やコマンダンテなども絡めつつ、わかりやすく説明。
そしてまた「はじめ!」です。

3回目の「やめ!」の声のあと、どれくらい書けてますか?と問いかける哲夫。
参加者はそれぞれ集中して、写経を進めているようです。
ここでは“般若波羅蜜多"について、我執、煩悩、苦などの言葉を使って解説。
次は5分後ということで「はじめ!」。
そして5分が経ち、最後の部分の説明に。飛行機に乗る前にも般若心経の最後の部分だけは唱えると哲夫。最後の部分はとにかく大事、と力説し、自分の考えとして「お釈迦様が最後にエールをくれてると思う」と語りました。
そして全員が最後の2行を写しているところを、哲夫が子供の頃にしていたゲームの話などで盛り上げつつ、写経は終了。
参加者が書いたものを回収し、奉納式へと進みます。

奉納式は御影堂にて行われました。
笑い飯、コマンダンテを含め、参加者全員が堂内に入り、正座。
哲夫が代表して写経を奉納します。それから全員が合掌して読経などを行ったあと、ご法話を聞き、無事奉納式は終了しました。
講堂に戻った参加者たちには、無料参拝券と八ッ橋をプレゼント。
無事、大・哲夫塾はフィナーレを迎えました。

笑い飯の2人は、奉納式が行われた御影堂で囲み取材を行いました。
「今回、京都国際映画祭の一環でやらせてもらったんですが、前から大覚寺カフェに参加させてもらっていて、前は20人、今回は100人」と話し始めた哲夫。しかし、今日当日券が販売されているのを哲夫が見たところ、売れ行きが芳しくなかったらしく、なぜ100人が即日完売したのに、ヘコむようなことを…とグチります。
そして今日の感想を聞かれ、「写経には人それぞれ色々なやり方がある。僕の場合は意味をわかって書く、わからずに書く、それぞれの趣きのギャップを知ってもらえたらおもろいかな、と思ってこういうことをさせてもらった」と振り返り、「みんながいい祈りを込めて写経できたらいいんじゃないかなと思います」と語りました。

一方、西田は「付き合わされた形ですね」と言いつつ、「写経は集中できるし、いいんですが…」と写経のいいところを述べました。
が、「なぜ僕が入塾しなければいけないのか…。そこを除けばいいことだと思います」と締めくくり、笑いを誘いました。

そして話題は、先日報道があった哲夫の結婚話に。
スピード婚だったことについて、哲夫は「仏さんの前で私事で悪いんですが…」と前置きしつつ「今までは(女性を)追っかける、狙う方だったんですが、結婚は逆。(相手が)めちゃくちゃ僕のことが好きなんで、楽です」といきなりノロケ。
お相手は飲み仲間の友達だったということで、哲夫曰く「とにかくゲラ」とのこと。
さらに、2人で飲んでいるときに、ギャロップ・林と合流したエピソードを披露。哲夫がトイレに立ち、戻ってくると「どつきあいをしていた」らしく、「エエ女やなと思いました」と、さらにノロケていました。

西田は「コレを逃すとないんじゃないかなと思っていた」と安堵の表情。フラれてるのは数々知っているのでおめでたい、と祝福しました。
しかし、報告を聞いたときは「少し前に違う人にプロポーズしたのを聞いてたので、どうなってるんだ、と」と爆弾発言。
哲夫の口から2年前にあったという、プロポーズにまつわるおもしろエピソードが語られました。

さらに結婚する10月24日という日に何か意味はあるのかという質問には、なんとなく結婚記念日っぽいじゃないですか、と返答。さらに、なんかありそうな字面やし…とあいまいな答え。
結局、お互いにとって大切な日とかでは全然なく、「なんかありそうな日やし、だいたいで決めました」というのが本当のところのよう。決定には奥様も賛成だったとのこと。

ちなみにプロポーズの言葉は、奥さんからだったらしく「はよプロポーズしいや」を受けて「プロポーズしたろか~」というものだったと哲夫。
二人でお酒を飲んで家に帰ってきて、そういう流れになったようで「そっからは記憶が飛んで覚えてない」と告白。「酒を飲んだら僕を好きなことに輪がかかる」と再びノロけていました。

ここで、結婚の先輩として西田から「(結婚記念日を)忘れると恐ろしいことになる、覚えやすい日にした方がよかったのに」とアドバイスが。
西田自身も一瞬忘れかけたことがあったそうで、奥様の目が恐ろしかったんだとか。これを聞いた哲夫は「実はもう今の段階で5回くらい忘れてる」と告白。そのたびに言わされているとのことで「そのおかげで今やっと覚えている状態です」と最後までラブラブな回答で、囲み取材は終了しました。

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