ニュース全ニュース

千原ジュニアと板尾創路がスクリーンで共演!「恥ずかしいやらうれしいやら」の撮影を振り返る!!-『劇場版 新・ミナミの帝王』舞台挨拶

2016年10月15日(土) レポート

10月15日(土)、『京都国際映画祭』映画部門・TV DIRECTOR'S MOVIE作品『劇場版 新・ミナミの帝王』がTOHOシネマズ二条で上映され、主演の千原ジュニア、出演者の大東駿介さん、板尾創路、監督の瑠東東一郎さんが舞台挨拶に登壇しました。

本作は、関西テレビで2010年より放送されている人気ドラマシリーズ『新・ミナミの帝王』初の劇場版。
ジュニアが演じる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎が、強引な地上げやネット攻撃などでミナミの商店主たちを街から追い出そうとする悪徳政治家と対決します。
銀次郎の舎弟・竜一役はドラマシリーズでもジュニアとの名コンビぶりを見せる大東駿介さん。また、ミナミを揺るがす大きな陰謀により、倒産寸前に追い込まれる和菓子店の主人を板尾創路が演じます。

武内由紀子がMCを務めた舞台挨拶では、スーツ姿でさっそうと登場したジュニアが、開口一番「どうも、竹内力役の千原ジュニアです」と。
1990年代から数多くの映像作品で銀次郎を演じてきた俳優・竹内力さんをリスペクトする、シャレの利いた挨拶で客席を沸かせました。
ジュニア版“銀次郎"の『新・ミナミの帝王』がスタートして6年になりますが、「ドラえもんの声が替わってからずいぶん経ちますけど、まだ慣れないという人はいる。僕の萬田銀次郎も昔からのファンの中には違和感を覚えるという方もいるかも」とジュニア。ですが、クールな中にも情熱を秘めたジュニアの新しい“銀次郎"は支持を集め、ドラマ版は11作を数える人気シリーズとなっています。

そんな銀次郎と1作目からタッグを組む大東さんは「6年前に初めてお会いしたとき、『この人について行こう!』と思いました」とジュニア兄貴のベタ惚れのよう。
「初顔合わせのとき、ジュニアさんがマネージャーさんに『俺のiPhone落とすなよ』と注意していたのに、うっかり落としてしまって。それにジュニアさんが放った『おい、リンゴが欠けたやんけ!』というひと言で一気に場が和んだのを見て、すごい人だ!と思いました(笑)」と衝撃の出会いを明かし、会場を沸かせました。
2人は今では一緒に食事に出かける仲で、瑠東監督によれば「現場での息もピッタリ」とか。
大東さんは「ジュニアさんと一緒にいると何かが起こる(笑)。撮影の待ち時間は笑いの宝庫で、いつも学ばせていただいています」と笑いの“師匠"でもあるジュニアに敬意を表していました。

一方、板尾は『新・ミナミの帝王』には今回の劇場版が初参加。
ジュニアとは25年前からの付き合いとあって、「一緒にお芝居をするのが恥ずかしいやら楽しいやら…。なんとなく気恥ずかしくて変な感じでした」と共演の感想を。
これにジュニアも「昔は板尾さんにくっついて歩いていたミナミの街で、一緒に映画を撮ることになるとは。板尾さんは僕にとって“師匠"ですから、恥ずかしいやらうれしいやらです」と語り、苦笑い。「次回はぜひ、千原せいじとほんこんさんで映画を撮ってほしいですね」と同じく旧知の仲の2人のドキドキ共演を提案し、板尾師匠から「それええね(笑)」と賛同を得ていました。

そんな個性派キャストをまとめ上げた瑠東監督は「すごい人ばかりなのでプレッシャーもありましたが、みなさんがすばらしい演技を見せてくれるいい感じの現場でした」と撮影を振り返ります。「『新・ミナミの帝王』の魅力は萬田銀次郎の魅力。これを演じるジュニアさんは怖いし、迫力もありますが、表には出さない秘めた魅力も感じて取っていただければ」と思いを語りました。

また、席上ではファンを喜ばせる発表も。
来年放送予定のドラマ版の新作がまもなくクランクイン。
『京都国際映画祭』で初上映された『劇場版 新・ミナミの帝王』は、来年1月14日より全国で順次公開されることが決定したそうです。
ジュニアは「劇場版は、SNSのトラブルなど新しい題材もからんだ作品になっています。ぜひ楽しんでください」と作品をPRし、客席からの拍手に笑顔で応えていました。

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア