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すっちー、吉田裕、松浦真也が、新喜劇の裏事情を相談! 人権問題の理解を深める

2016年10月16日(日) レポート

10月16日、京都市役所前広場にて『法務省PRステージ』が行われ、吉本新喜劇のすっちー、吉田裕、松浦真也が登場しました。
このステージでは、京都府の皆さんが生活の中で抱える相談事を受け付ける、京都府人権擁護委員連合会の方々をゲストにお迎えし、人権について理解を深めていきました。

法務大臣から委嘱され、ボランティアとして全国に1万4千人、京都にも45人の方が委員を務めていらっしゃいます。
委員の方は「子どものイジメ、職場のパワハラ、家庭内のDVほか、インターネット上のバッシングも相談がきます。(人権侵害を受けている)本人ではなくても、周囲の方でも『そうじゃないかな』と思ったら、相談をしていただけます」と説明しました。

すっちーは、「新喜劇なんかは、『いろんなことを言うな、この虫けら~』と怒られますからね!」と裏事情を暴露。さらに松浦が、「でも、そう言われても『あ、ヘラクレスオオカブトムシのことですね』といいように解釈していれば、それは大丈夫ですか?」と重ねて質問。

委員の方は、「確かに、まずは言われたその人がどう思うかが重要です」と話します。特にお笑いの世界では“イジり"があるので、その判断は難しいところです。
すっちーは、「(新喜劇のように)お互いに信頼関係があれば、大丈夫なのかも知れませんね」と、委員の方のお話を聞いて納得しました。

京都府人権擁護委員連合会では、土・日・祝祭日、12月29日~1月3日を除く毎日8時30分から17時15分まで相談を受け付けており、悩みを解決するために最善の方法を考えてくださいます。
委員の方の「こんなことを相談してもいいのか、と思わないでご連絡ください」という一言に、吉田は「これは心強いですね」と関心を寄せました。

その後も、京都府人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」広め隊の鮎川めぐみさん(作詞家)、ミュージックアンサンブル「VIVO(ヴィーボ)」の皆さんが、同曲ほか3曲を手話も交えながら披露。
美しい歌声をお客さんも聴き入り、すっちーも「爽やかな歌声で、すごく良かったです」と感激。

いつ、誰が直面するか分からない、大切な人権の問題。すっちー、吉田、松浦も会場の皆さんと一緒になって考えて、イベントは終了しました。

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